リカバリー(休養・抗疲労)市場2024年は6.0兆円と推計
食品への需要と、企業の健康投資が牽引して
2023年の5.4兆から1.1倍に
2023年のリカバリー(休養・抗疲労)市場は5.4兆円と推計、2019年の3.9兆円から1.4倍の規模に成長をしています。2021年に発表した、2030年の休養市場約14.1兆円と予測へ順調に市場形成の基礎が出来上がっており、更なる未病関連の市場創出を目指してまいります。
「リカバリー(休養・抗疲労)市場規模に関する分析サマリー」
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■リカバリー(休養・抗疲労)市場2024年は6.0兆円と推計
■2023年のリカバリー(休養・抗疲労)市場の5.4兆円と比較して1.1倍になっている。
■ソリューションの中では、2024年も食関連が最も多く2兆5042億円、次いで 癒し関連が1兆億円
■最も伸び率が高い項目は、食関連で約1.19倍、次いで住関連で約1.17倍
※詳しくは、リカバリー(休養・抗疲労)白書2024に掲載をしております。
※リカバリー(休養・抗疲労)市場規模に関するデータの商業利用は、白書購入企業様に限らせていただきます。
※人口換算は、総務省統計局の令和6年5月20日公表【2024年(令和6年)5月1日現在(概算値)】の20~79歳9159万人を採用し、性別・年代別に係数化を行い算出した。
出典URL: https://www.stat.go.jp/data/jinsui/pdf/202405.pdf
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■リカバリー(休養・抗疲労)市場2024年は6.0兆円と推計
家計調査(2024年)に、休養分科会算出の独自係数(休養行動、疲労回復行動の実施率など)を掛け合わせた、2024年段階のリカバリー市場規模は6兆239億円と予測。2023年比で約1.1倍の成長を見込み、前年比成長率は約10.8%と堅調な伸びを続けています。
リカバリー市場は2019年から2024年にかけて着実な成長を続けており、5年間で約1.5倍の市場規模拡大が見込まれ、今後も成長が期待され、健康意識の高まりを背景に、市場は安定した成長トレンドを維持しています。
※2024年の推計より64カテゴリーの項目調整を行ったため、2019年及び2023年の数値を併せて微修正をしています。
図表1:リカバリー(休養・抗疲労)市場規模2019年・2023年・2024年比較 (単位:億円)
【休養(リカバリー)市場規模 算出方法】
2023年推計:家計調査×住民基本台帳×休養投資係数
※休養投資係数【休養分科会での休養項目の選定を経て、ココロの体力測定2023より、疲労改善投資率・疲労改善ソリューションの実施率、未病産業研究会会員企業調査による市場参入意向、健康経営投資実施状況調査を基に独自算出】
※ソリューション(個人行動)の項目は下記の区分で算出を行っています。
【ココロの体力測定 2024調査概要】
期間:2024年 4月25日~5月31日
SCR調査対象:全国の20~79歳の10万人(男女各5万人)
方法:インターネット調査
調査項目: 10問
※疲労度合項目:厚生労働省「ストレスチェック」B項目を基に独自加工して、点数化
※集計データ:県・年齢を実際の人口でウエイト修正を行い活用