【調査リリース】産前産後夫婦の疲労状況2023

産後女性の疲労状況91.9%が「疲れている」と回答
『休めない意識』の男女差が、産後夫婦の課題に
~「産後リカバリー白書2023レポート」Vol.1~

一般社団法人日本リカバリー協会(事務局:神奈川県厚木市、代表理事:片野秀樹、以下 当協会)は「産後」を一つのターニングポイントとして正しいヘルスケア知識を広げ、日本人の生涯にわたる健康や QOL、子どもの健全な成長をもっと社会で応援していくために、参画・協賛企業とともに「産後リカバリープロジェクト」(https://www.recovery.or.jp/sungo)を2022年11月に立ち上げております。
この度、当プロジェクトの活動として、全国10万人の男女(20~79歳の男女各5万人)に実施した「ココロの体力測定2023」のデータを活用し、産前産後の男女のストレスや疲労度合や睡眠時間などの状況を整理いたしましたので、ご報告させていただきます。本レポートは、2023年秋に発刊を目指す、「産後リカバリー白書2023」として、「産後リカバリープロジェクト賛同・協賛企業様、後援団体様への、会員特典として配布や、販売を行っていく予定です。

【調査サマリー】
■産後女性の疲労状況は「疲れている人」が91.9%に
■2021年の91.4%から2023年は91.9%と高い数値で微増傾向
■女性の疲労度は、産後0-2ヶ月期の産褥期が94.2%で最もピークとなる
■産後で男女別で比較すると、「疲れている人」が男性で84.4%となる
■ストレス状況を、産後の男女別で比較すると、「高ストレス者」が女性で16.6%、男性で23.8%、出産後の女性は、ストレスへのマスキング効果に注意
■産後女性の睡眠時間は、6時間以上8時間未満で39.6%、5時間未満では28.2%
■睡眠時間を2021年と比較すると5時間未満睡眠の割合は32.5%から28.2%と改善
■男女別で比較すると、5時間未満睡眠が31.5%となり、産後男性の睡眠時間も課題に
■休めない意識は出産後から大きく上昇し6割を超える状況に
■休めない意識は出産を機に男女差が大きくなり、女性63.6%に比べ、男性は28.3%

20230711_産前産後夫婦の疲労状況2023|日本リカバリー協会