切り替え術

バレンタインのチョコレート、思いを伝えるなら、やっぱり手作りが一番ですよね?

疲れている女性ほど手作りにこだわりが。元気な女性は「よいコミュニケーション」と、もっとライトに楽しんでいます。

2月14日はバレンタイン。恒例行事とはいえ、正直、準備が少々面倒だったりしますよね。ただし最近の潮流を見ていると、女性から思いを寄せる人へチョコを渡して愛の告白!よりも、親子で一緒に料理をしたり、友人同士でチョコを交換し合うためのイベントに変化。身近な人とのコミュケーションの一環になっているようです。

疲れている女性にとってバレンタインは「なくなってほしい」もの!

「ココロの体力測定2018」からバレンタインに関する項目をまとめたところ、元気な女性は「良いコミュニケーション習慣だと思う」「家族に贈る」など身近な人との楽しいイベントとして捉えているのに対し、疲れている女性は「なくなってほしい」という思いが元気な女性の1.37倍という結果に。「自分用に買う」も1.24倍で、どうやらコミュニケーション意識は薄いようです。

元気な女性は「準備を楽しむ」がポイントに

元気な女性はプレゼントの準備期間を1か月以上費やしたり、チョコを選ぶ時間などを「楽しむ」傾向に。対して疲れている女性は、手作りへのこだわりや、プレゼントの内容が自分の評価に繋がるような捉え方をしており、準備期間が自身へのプレッシャーになっているようです。

さらにホワイトデーについては、元気な女性は「お返しが大変そう」と相手に対する気遣いがうかがえますが、疲れている女性は「3倍返し」を元気な女性の2倍近く(!)も期待。また「お菓子よりもアクセサリー」とハードルが高く、この期待値がバレンタインの準備に対してのこだわりに影響している可能性があります。

自分が「楽しい」と思えることをめいっぱいやろう!

イベントは、その準備期間はもちろん、親子や友人と共に過ごす時間やコミュニケーションが「楽しい」と思えることが心の満足に繋がります。しかし見返りを考えてしまうと、準備にかけた時間やコストに見合わない結果になりがちで、それが疲労感に。何かをしてあげたことに対して期待するのではなく、自分自身が「楽しい」と思えることをめいっぱいやることがイベントを楽しむコツのようです。

[調査概要]調査名:「ココロの体力測定 2018」/期間:2018年 3月7日~3月17日/対象:全国の20~69歳の14万人(男女各7万人)/方法:インターネット調査/項目:15問/休養項目:厚生労働省「ストレスチェック」B項目を基に独自加工して、点数化/集計データ:県・年齢を実際の人口でウエイト修正を行い活用|本データ対象/本調査2018年4月7日~20日/元気な方女性:458人、疲れている女性:475人

【記事提供】オフラボ|高ストレス女性のバレンタイン意識「手作りが一番」も「3倍返しを期待」する傾向に