スペースづくり

人付き合いがいいタイプで大勢でにぎやかにするのが大好き!なのに……家に着くとぐったりしてしまいます。

他人と関わる頻度や時間が増えると、自律神経は緊張状態に。たまには一人になって、ぼーっとする時間をつくりましょう。

人波に押されるほど混雑する通勤、“ナイス”でいることを求められる会社やコミュニティ、お決まりとなっているチームランチやママ友とのおしゃべりなど……現代人はかなり多くの時間、さまざまな形で他者と関わって過ごしています。当たり前の日常過ぎて、とりわけ意識していないかもしれませんね。でも、いわゆる「空気を読む」をはじめとする円滑なコミュニケーションは気遣いの上に成り立っており、そんな時、自律神経は緊張状態にあります。

楽しい飲み会を満喫するためにも、一人の時間を

リフレッシュやストレス発散に仲間たちと過ごす時間はもちろん楽しいものですが、“他者との関わり”という点では同じこと。そんな日中を引きずったままでは、ぐったりするのも「確かに」と思いませんか? そうならないためには、たとえ5分間でも一人の時間をつくる習慣を。ランチ後の少しの時間に空いている会議室を利用して、あるいはトイレの個室が落ち着く人もいるでしょう。

スマホいじりはNG!ポイントは「ぼーっと過ごす」

でも、そんな時間にスマホやゲームに熱中していてはリカバれません。なぜなら、自律神経は同じように興奮状態にあるからです。ポイントは、一人になるだけでなく、何もしないでぼーっと過ごすこと。毎日のちょこっとした時間はもちろん、一人暮らしの部屋に帰った後も。湯船に浸かることを習慣にして、その時間は目を閉じてゆっくりすれば、体の疲れも取れて一石二鳥ですね。