日中の生活習慣の改善や、食事の内容の見直し、考え方を変えてみるなど。疲れを溜めないための有効な手法は数あれど。失ったエネルギーの回復し充電するには、睡眠が最大のチャンス! リカバルの分析でも、元気な人は睡眠を大切にしていることがわかっています。
日中は自律神経機能がフル回転
人間関係や仕事に育児など、日中、人は多くの緊張下にあります。そんな興奮をおさめるために、自律神経機能はフル回転! 自律神経中枢で細胞を酸化させる活性酸素が発生し、体内に疲労因子FF(ファティーグ・ファクター)と呼ばれるタンパク質が増加します。これが警告となって心身に疲れを感じさせて休養を促すわけですが、同時に体内では疲労回復因子FR(ファティーグ・リカバリー・ファクター)が発生。酸化・損傷した細胞の修復にかかります。ところが疲れが蓄積すると、FRによるリカバリーが追いつかなってしまいます。
睡眠は休養習慣の大きな第一歩
日中のさまざまな緊張感から解放され、副交感神経の出番である睡眠の時間は、疲労回復因子であるFRが十分に分泌される時間です。リカバリーできる質のいい眠りのためには、時間の確保だけでなく、寝具や照明など、自分がここちいい睡眠環境を整えることも大切。眠る直前までスマホを触っているというのは、もちろんNGです。休養習慣の第一歩である睡眠への意識、この機会に見直してみませんか?