全国10万人調査から「日本の疲労状況2023」を発表
20~79歳では、「疲れている人」が7234.4万人、「元気な人」は1985.0万人で78.4万人の減少に
~「休養・抗疲労白書2023レポート」Vol.1~
一般社団法人日本リカバリー協会(事務局:神奈川県厚木市、代表理事:片野秀樹)は、一般社団法人日本疲労学会、株式会社ベネクスと共同で、2017年から全国10~14万人(20~79歳※、男女各5~7万人)に対して行っている健康及び生活状況に関するインターネット大規模調査「ココロの体力測定」を、2023年4月18日から5月23日に実施。その結果から「元気な人」、「疲れている人(低頻度)」、「疲れている人(高頻度))を抜粋し、「日本の疲労状況」としてまとめました。
【調査サマリー】
■コロナ禍がひと段落し活動が再開も、「疲れている人」は約8割に上り、2023年も依然として疲労傾向は高い水準で推移している。
■総務省統計局の人口推計から人口換算を行うと、20~79歳の「元気な人」は1985.0万人、「疲れている人」は7234.4万人となった。
■2021年の「元気な人」が2063.4万人と比べ2023年は78.4万人減少した結果に
■男女別でみると「疲れている」女性は、男性より3.3ポイント多い結果に
■シニア世代の「元気な人」は多い中、2023年は60代で減少状況に
■更に20・30代女性の「疲れている人(高頻度)」が増加傾向で疲労は深刻な状況に
■睡眠が5時間未満の人は大きく減少し、睡眠時間は増加傾向
■何かしらの要因で睡眠時間8時間以上取っている人が約1割増加
■活動再開を起因として、睡眠時間以外の休養時間は減少に