【企業連携事例:福岡地所株式会社】天神ビジネスセンターⅡ「Reboot!」

天神ビジネスセンターⅡのワーカー専用共用空間「Reboot!」第二棟目に
片野秀樹先生が監修者として参画
~「休養学」に基づき、“働く人を回復させるリカバリーオフィス”の展開を支援~

一般社団法人日本リカバリー協会(事務局:神奈川県厚木市、代表理事:片野秀樹)は、天神一丁目761プロジェクト合同会社および福岡地所株式会社が開発し、2026年8月4日に開業した「天神ビジネスセンターⅡ」(福岡市中央区)において、当協会および代表理事・片野秀樹が監修を務めたワーカー専用共用空間「Reboot!(リブート)」がオープンしたことをお知らせいたします。「Reboot!」は、福岡市が推進する「天神ビッグバン」エリアに誕生した約1,300坪のワーカー専用共用空間です。従来のオフィスにおける福利厚生スペースとは異なり、「リカバリー(休養・抗疲労)」をコンセプトに、働く人の創造性、生産性、ウェルビーイングを高めることを目的として設計されています。日本リカバリー協会は、「休養学」の知見をもとに、働く人の疲労回復やパフォーマンス向上につながる空間づくりを監修しました。リフレッシュ・ナレッジ・コミュニティの3つの機能を軸に、「休むことも仕事の一部」という新しいオフィスの考え方を提案しています。

Reboot!には、コンディショニングジム、スパ&サウナ、仮眠室、ライブラリーなど、仕事の合間に心身を整えるリフレッシュ機能に加え、多様なワークスペースやカンファレンスルーム、企業間交流を促すラウンジやイベントスペースなどを配置しています。オフィスと共用空間をシームレスに行き来することで、一人ひとりが自分に合ったリカバリー方法を選択できる環境を実現しています。また、福岡ならではのコンパクトシティという都市特性を活かし、自転車通勤後のシャワー利用や、昼休みの短時間リカバリーなど、働き方と暮らしを自然につなぐ新しいワークスタイルも提案されています。

当協会が2026年に実施した全国調査では、日本人の約8割が疲労を感じ、疲労による経済損失は年間約15兆円に上ることが明らかになっています。一方で、疲労対策や休養、睡眠、運動、コンディショニングなどを含むリカバリー市場は2025年に約7兆円規模となり、2035年には約21兆円へと拡大すると予測されています。リカバリーは個人の健康管理にとどまらず、企業や地域の成長を支える新たな投資分野として注目を集めています。企業においても、人材確保や生産性向上、イノベーション創出が重要な経営課題となる中、「人が回復できる環境」への投資は、福利厚生ではなく企業価値を高める経営戦略へと変化しつつあります。

「Reboot!」は、その考え方を具現化した日本でも先進的なリカバリーオフィスです。企業規模を問わず、高品質な共用空間を活用することで、採用力の向上、従業員エンゲージメントの強化、企業間コミュニティの創出、生産性や創造性の向上など、新たな価値を提供します。日本リカバリー協会では、今後も「休養学」の知見を活用し、こうした先進的なオフィス空間への監修をはじめ、地域、観光、教育など様々な分野でリカバリーを社会インフラとして実装するとともに、拡大するリカバリー市場の発展を通じて、人と企業、地域の持持続的な成長に貢献してまいります。

【天神ビジネスセンターⅡプロジェクト概要】

天神ビジネスセンターⅡは、天神一丁目761プロジェクト合同会社と福岡地所株式会社が、福岡市役所北別館跡地を含む天神一丁目で開発した大型複合ビルです。2026年6月30日に竣工し、同年8月4日に開業しました。地上18階・地下2階建てで、オフィス、商業、創業支援、ワーカー支援の各機能を集約しています。7層吹き抜けの「アクセラリウム」を中心に、大型書店や飲食ゾーン、約1,300坪のワーカー専用共用空間「Reboot!」、ディープテック分野のインキュベーション施設「FIL.Tenjin」などを配置。天神ビッグバンの中核施設として、交流と創造を促し、天神エリアの回遊性やにぎわいの向上を目指すプロジェクトです。

天神ビジネスセンターⅡhttps://tenjinbc2.jp/

天神ビジネスセンターⅡ「Reboot!」:https://tenjinbc2.jp/reboot/